中小企業診断士合格までに使った勉強場所まとめ【体験談】

診断士の勉強をしていると、意外と悩むのが「どこで勉強するか」。
自宅だとダラけやすく、カフェは混雑や時間制限も気になる…。今回は、私が実際に利用して合格につなげた勉強場所を紹介します。
レンタルスペースでの長時間勉強
私が一番利用したのはレンタルスペースです。
利用したところは、オープンスペースから壁付き席、囲いのある半個室、鍵付きの完全個室まで揃っていました。契約を決めたのは、サブスク型だと個室以外を自由に使えたからです。
休日は朝7時に行って半個室を確保し、8時間滞在(うち1時間は休憩)という生活を繰り返しました。コーヒーだけでなく、軽食も注文できたため、外に出る必要がなく、集中力を切らさず勉強に専念できたところもお気に入りでした。
また、半個室だったので周囲を気にせず20分ほど机に伏せて仮眠を取れるのも大きなメリット。自宅だと横になって長時間休んでしまうことが多かったので、それを防げたのは時間を効率的に使えたポイントだと思います。
夕方以降の時間を楽しみに日中勉強に打ち込む。そんなメリハリある生活リズムを作れたのも良かったです。
「この環境があったから合格できた」と言っても過言ではありません。集中力に課題があった私でしたが、ここでは長時間学習が可能になりました。
平日夜はカフェ勉も
平日夜もレンタルスペースを利用することもありましたが、仕事終わりに「すぐ問題を解きたい」と思うときは、職場近くのチェーン展開しているカフェを利用しました。1〜2時間だけ集中するには最適です。
(半分くらいは、タピオカやフラペチーノなどのドリンクを楽しみに通っていたのもありますが・・)
個人的にはチェーン店は適度に雑音があり、静かすぎる図書館より集中しやすいと感じました。ただ、人が多いと気が散りやすいのと、長時間利用は罪悪感もあり、「短時間勝負」に向いていると思います。
通勤電車をフル活用
意外に役立ったのが通勤電車。
iPadに過去問や問題集を入れて、移動中に解いていました。数問解く、テキストを振り返るといった作業には十分です。
当時、電車に乗っていた時間は往復2時間ほど。その中で、「往復で1時間半勉強すること」を目標にしており、この毎日の積み重ねが一次試験一発合格に繫がったと思っています。
自宅は短時間学習用
もちろん自宅でも勉強しました。ただし利用は限定的で、「平日夜」「外出したくない日」「予定があり3時間以内しか勉強できない日」が中心です。
自宅では声を出すことができます。重要なキーワードを声に出したり、問題を解きながら考えを整理することで理解が深まると感じています。
誘惑の多い環境なので、あえて短時間学習に割り切り、過去問や要点の見直しなど「区切りの良い作業」に使っていました。
まとめ
勉強場所は「自分が最も集中できる環境」を作ることが大切です。
私は勉強の中心に「レンタルスペース」と「通勤電車」を据え、状況により「カフェ」と「自宅」も含め使い分けました。
診断士の勉強は長期戦。環境を工夫するだけでもモチベーションや効率は大きく変わります。
「家では集中できない」と感じる人は、まずは勉強場所を変えてみるのがおすすめです。